ヒメアノ~ルを見て(ネタバレ少々)

今日、ヒメアノ~ルを見てきた。映画館で映画を見るのは岡田くんの「エヴェレスト」以来。これはレイトショーで見に行って、若干恐い思いをしながら帰って来た思い出がある(内容が内容だったため)。ヒメアノ~ルも「グロい」とか「衝撃的」とか、そんな情報が色々飛び交って、なるべく明るいうちに見に行かねば…とお昼頃の回を見てきた。

 

感想。以下、内容にも少し触れていきますのでご注意を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメディというか、ふつーの映画(?)みたいに、ごくごく普通に始まって、特に濱田岳くんとムロツヨシさんのシーンでは笑いも結構起きてて、面白いなぁと思っていた矢先。「HIMEANOLE」のタイトルバック、出演者の名前が英語表記で出て来て、シーンもちょうど森田が"動き出した"場面で。今まで、こういうはっきりした切り替えのある映画を見たことがなかったので、何だか新鮮だった。

内容はざっくり言うと、やっぱり「R-15」だね、って思った。性的描写もあったし、バイオレンスな描写もがっつりあって。ほんとに、よく、あのジャニーズ事務所がOK出したなぁって。今後、この作品がきっかけになって舞い込んでくるお仕事とかもあるんじゃないのかな。全体的に剛くんよりも岳くんやムロさんの方がセリフが多かったように感じた。でも、その分、剛くんには目や表情の演技が人より多く必要となってくる訳で。かったるそうな声とか、しらばっくれた態度とか。剛くんだからあのお芝居が出来ていたのかも、とそう思った。

クライマックス。最後の最後のシーンは私も好きだなって思った。剛くんもパンフレット中のインタビューでも「最後の実家のシーンがすごく好き」と言っている、そのシーン。岡田と森田が仲良くなり始めた頃(高校生の時代)、森田の家で2人でゲームをやっているシーン。「おかーさーん、麦茶ちょーだーい!」このシーン、見ていて思わず泣きそうになった。高校時代の岡田も森田もそれぞれ岳くんと剛くん(髪色、黒になってる)が演じてるんだけど、2人ともまだまだイケます。高校生役。そうそう、どうやら、クライマックスの森田が車で逃走中、犬を避けて電柱にぶつかるシーンは台本になかったそうで(パンフレット中のムロさんインタビューより)。撮影をしていて、急に入れたシーンだったのかな。森田の本当の性格、内面というものが作中では描かれていないけれど、事故った車中で高校時代の一面を思い返すような言葉を森田がいきなり話し始めたり、犬を轢かないように避けたり、本当は純粋で優しい性格だったんじゃないかなって私は考える。作中では、高校時代のイジメが原因で森田は殺人鬼になった、という流れで話が進んでいるけど、本当のところはそれは森田自身にしか分からないことで。警察官に身柄を押さえられて、事故って片足が非常にグロテスクな状態になりながらも、岡田に向かって「またいつでも(遊びに)来てね」って言ってたところ、本当は岡田と仲良くやっていきたかったんだろうな。森田について、思うところは色々あります。

見ていて、これは私だけなのかもしれませんが…やたらと剛くんの脚に目が行ってました。普通にパンツをはいている時も、トランクス姿の時も「剛くん…脚ほっそいなー。折れちゃうよー…」といらぬ心配を勝手に抱いてました。中々ないですからね、剛くんの生足を見られる機会は。←変態

 

珍しく、もう一度見たいなって思えた映画でした。確かに内容は決して楽しいものではないけど、ヒメアノ~ルの世界観、剛くんの演技に引き込まれる作品だった。

あ、パンフレット、ちょいちょいネタバレ要素があったりしますので、鑑賞前にご覧になられる場合にはご注意を。